Pages: 168
Format: 177×128×10㎜
Bookmaking: soft cover
Copies: 200
Language: Japanese
Publication Year: 2024
Designer: 明津設計
Publisher: 南方書局
ISBN 978-4-9912385-4-3

LAND

LAND
¥3630 (税込)

富澤大輔による〈GALAPA Program〉の第7弾である『LAND』。コロナ禍という未曾有の事態は、富澤に約3年半もの間、故郷である台湾へ帰らないことを余儀なくさせた。ついに帰郷した彼がそこでカメラに収めたのは、なんということはない台湾の日常だった。今度の旅のお供である彼が大学生の頃に買った二眼レフが、6×6のフォーマットで台湾の風景を切り取っていく。その端々からは喜びが感じられ、純粋に写真を撮ることを楽しみ、その土地をまなざすことを楽しむ。ほのかな光が照らし出す中、人は笑顔でこちらを見ている。そんないくつものスナップからは、撮影する富澤のうれしそうな顔が想像できるようだ。

これまでの〈GALAPA Program〉とは違い、本作の写真はすべて富澤本人が選び、並べたもの。あとがきにあたる「ランドについて」では、Designerの明津設計もその配列が意図する関係性に想いを馳せている。本書を包む包装紙の鮮やかな色彩も撮影者の高揚する気持ちを表現しているのかもしれない。そんな、写真を撮ることの楽しさを思い出させてくれるような一冊。