KETEL PRESS (ケテルプレス)は微生物や昆虫を研究する動物行動学者の釜屋憲彦と、グラフィックデザイナーの樋口舞子の出版レーベル。本書は、過去10年間の虫にまつわる思索的な日記と写真をまとめたもの。
「ゾウリムシの生き方は『行き当たりばったり』がよく似合う」など観察によって導かれる気づきの連続。ミヤマクワガタの奥ゆかしい美しさ、ツェツェバエとシマウマの模様の関係、空間把握をする「蜘蛛の脚かけ」についてなど。釜屋は部屋に入ってしまった虫の観察が最も興味を引かれるという。小さな世界との繋がりと喜びに溢れる一冊。虫食いの穴あきが施されたカバーデザイン、中ページはゴールドとブラックの2色リソグラフ印刷が美しいデザインを彩る。日英表記。100部限定。






