2025年9月2日、John Morganは52歳で永遠の眠りについた。訃報と共に投稿された彼のポートレイトは、受話器を左手に、そのコードを断ち切る鋏を右手に持っていた。彼の肖像にこれほど相応しいものはない。伝統に深く親しみ、歴史を尊重する態度と、常に新鮮さを忘れず、ユーモアを携えて挑戦する態度。そのふたつを兼ね備えた稀有なデザイナーだった。
彼の作品である『Usylessly』第1版は、ジェームズ・ジョイスの『ユリシーズ』初版を再現するために生まれた。1922年にシェイクスピア社によって発行されたものと同じ判型、厚み、印刷、書体。736ページの本文のほとんどは、実はブランクである。実際に印刷されているのは64ページほどの論考のみだ。Edward L. Bishopによって書かれた『RE: COVERING ULYSSES』では、初版から現在に至るまでの書籍の「非文学的」側面を探求する。ゴシップ的な受容からステータスシンボル、そして著作権のない自由市場へと放たれた『ユリシーズ』は、その装丁や宣伝文句の変遷にしっかりと歴史が刻まれている。
もう一つの論考ではBishopとMorganが、『Usylessly』第1版制作のために、テキサス州オースティンのハリー・ランサム・センター所蔵の1922年版を追う旅を記録している。William H. Gassが「白い島々の連なり、ギリシャの海に散らばる花びらのように」と述べるように、表紙の青はジョイスにとって物語と不可分なものであった。印刷業者や画家が協力して理想の青を調色したもののうまくいかず、最終的に薄い紙にリトグラフで印刷されたカバーを手にしたMorganは、インキ転写の不均一が、かえって美しい不完全さを実現していると指摘する。
本書はそんな『Usylessly』の第2版である。第1版と異なり、1922年の初版を再現するものではない。厚みは印刷部分のみを抜き出したために薄く、青い表紙に白く抜き出された文字という関係は反転している。上述の二つの論考に加え、『KIND OF BLUE』と題したMorganによるビジュアル・エッセイが新たに収録されている。発刊はTen Thousand Angels Press。「針の先に何人の天使が踊れるか、あるいは立てるか?」という表現は、一見取るに足らない事柄を考察する比喩としてよく用いられる。「たとえ大多数にとって取るに足らぬことであっても、私は人生と実践の大半を、些細な関心事、ほとんど見えないもの、そうした執着がプロジェクトにもたらしうる質に注いできた。」と彼は述べる。これだけの数の天使たちは、彼を天上に導くどころか未だ紙の上で「プレス」をしている。「それで十分すぎる」。そう書き残し、Morganは旅立っていった。







