デザイン事務所tento代表でグラフィックデザイナーの漆原悠一さんの初エッセイ。いつかの夕日、鼠の音、息子への愛、仕事への姿勢、友人との会話。他愛もない日々の徒然23篇が個人の目線から語られる。特に父親とのエピソードが泣けます。
「ぼくにとって、デザインは生活の基盤を支える大切な仕事だが、生活の一部である(本文より)」。デザインは漆原さんを形成する大きな要素だけどすべてではない。「仕事へのこだわりが生活を圧迫することのないように」。通り過ぎていく日常で忘れたくない何か。それは本書の中にある。
もくじ:表札がない/ミルクセーキ/手のひら/似顔絵/シャチホコ/ドリーム/古本屋/砂が出た/念を送る/アコーディオン/市民プール/フット帽/さよならが言えない/ねずみさん/引っ越しのまえに/ばいばい、またね/ある一日/丸坊主/ぼんやりと考える/お忙しいのにすみません/デザインの現場/場がつくられる/あとがきにかえて




