Pages: 144
Size: 220×300㎜
Format: Softcover
Language: Korean, Japanese, English
Publisher: Occupy The City, 2024

Typozimmer #10 Graphic Designers as Curators

Occupy The City
¥4000 (税込)

韓国を拠点にするOccupy The Cityによって2014年に創刊された、タイポグラフィやグラフィックデザインなどに関する不定期刊行物「Typozimmer」の第10号。2020年以降にグラフィックデザイナーが企画した展覧会を特集している。デザイナーによる展覧会が成果物を並べる一面的な状況になりがちなことに別の方法を探るため、作家としてでなく展覧会そのものを考えるキュレーターを担っていることを条件にした。韓国ではスルキ&ミンのように、留学を経たデザイナーが展覧会という枠組みでデザインのあり方や役割を問い直してきたが、それが現在どのように受け継がれ、またコロナ禍でどのように実現されたのかの貴重なレポートとなっている。オンラインで行われた「ORGD 2020」や、クリス・ハマモトとジョン・スエダによる未実現のプロジェクトを紹介する展覧会「Unrealized Archive」、April Snow主宰のKay Junによる、スイスのブックデザイナー/タイポグラファー、ヨースト・ホフリの展覧会から、Propaganda主催の「100 films 100 Posters」を企画した6組のデザイナーをインタビューし、豊富な情報を韓英日による三カ国語で掲載している。