Pages: 60
Size: 210×297㎜
Format: Saddle Stitch
Language: English, Japanese(Booklet)
Designer: Takumi Ota (.otd)
Publisher: CRX Magazine, 2025

CRX Magazine Issue 2

CRX
¥3300 (税込)

会話が生まれる現場から届けられるインタビュー雑誌『CRX』の第2号。全編ラフな紙にリソグラフ印刷が本書の第一印象だが、中身はそれぞれの人物の声に合わせた複数のフォーマットから成り、完成度が極めて高い。デザインと印刷が一体となり、個人の声を視覚的にも感情的にも伝えている。登場人物は有名無名にかぎらず、どの人物も発言強度が高い。それは、編集者が強く抱く「聞いてみたい」という姿勢にそれぞれが真剣に応答している結果に違いない。

第2号のテーマは「祈りと回復」。アムステルダムのグラフィックデザイナーRudy Guedj、ベルリンにあるアジアのアートブックを収集するSam Kim(Common Imprint)、日記屋の店長、東京のグラフィックデザイナーなどなど、職種も年齢もバラバラだけど、しっかりとその声は雑誌の中で共鳴し合っている。CRXの由来はいつかの車種。なんて渋い。印刷はHand Saw Press KYOTO。日本語訳の冊子が付属。