本書は、Noor de Vriesによって執筆された、オランダの都市改革に対する住民闘争の記録。1969年から85年にかけて、Otto Schwurmanによって撮影された16㎜フィルムのなかに、ロープを使って木に登る映像が含まれている。これは都市開発によって切り倒される木を救うためのパフォーマンスで、地下鉄の建設や道路の拡張が街の景観を著しく破壊していることに対する抗議であった。スクワットや反対運動の様子を撮影したOttoは、この映像を映画にまとめるつもりだったが頓挫してしまい、フィルムをすべてアーカイブ施設に手渡すことに決めた。その結果、多くの映像は公共放送で使用されることになり、今では公然と知られるようになった。
フィルムのコマにキャプションを添えるような形でデザインしたのはAlex Walker。Tjobo KhoによるリソグラフスタジオNo Kissで印刷され、Cleo Tswによる、執筆とエディトリアルを探求するプロジェクト「Off Cource」から出版された。






